事業計画書の内容は、緻密で深く掘り下げてあることは大切です。しかし、その為に分かりずらい、読みづらい内容になってしまうのは良いこととは言えません。良い事業計画書を作成するうえで、とても大切なポイントの一つに、分かりやすい事業計画書かということが挙げられます。ここでいう分かりやすさとは主に次の2点です。

①    分かりやすい文章、文面であること

②    ビジネスモデルが簡潔にシンプルに分かりやすく説明されているか

これから始めるビジネスモデルを、まず、金融機関担当者理解してもらうことが融資につながる一歩になります。融資申請者は、事業を始めるに当たりその事業のことは熟知しています。ですから、その業界の慣例や専門用語を当たり前のように使ってしまい、分かりやすく事業計画を立案するという視点が弱くなってしまします。金融機関担当者は金融や与信を熟知していても、いろいろな業界の細かな部分までを掴むことは難しいかもしれませんので、分かりやすい、というのは非常に大切な視点といえます。