運営:ベストパートナーズ福岡行政書士事務所
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1.返済能力や返済財源の有無
損益計算書上から返済がまかなえるだけの余剰の有無を確認できることは、1つの大きなポイントになります。仮に直近の決算が赤字の場合は、今後の改善、見通しをきちんと示さなければいけません。また、借入過多の関連会社がある場合や、他行からの借入が大きい場合は、資金の流れを警戒されマイナスにはたらくことがあります。
2.事業内容
ビジネスモデルが現在の市場に合っているかということは大切なポイントです。顧客や市場のニーズに合っていない場合や社内でビジネスモデルについての統一的な意思疎通が図れていない場合はマイナス要因になります。販売網、仕入れ、サービスなどなんらか競合他社比較で秀でていることが大切です。
3.代表者としての能力
冷静なリーダーシップやバイタリティが必要です。また誠実、実直、謙虚であるといったことも大切です。大きな目標や大胆な行動力もよいですが、それは客観的に見て合理的である必要はあります。融資の場面には、代表者が出向くでしょうから、代表者の資質はたいへん重要なポイントです。
4.従業員
従業員の行動や言動には、社長の普段の姿が表れることがありますので、たいせつなポイントです。また、従業員は収益を生み出す源泉ですので、能力開発や教育に重点を置く企業ほど、よい人材を育成でき、そのことがより収益を生み、よい労働要件で雇用もでき、さらに収益を生む、というよい循環を、将来にわたり実現できます。
5.業界内での評判
業界内で悪評のある企業は、自然と淘汰されてしまうケースもあるようです。また金融機関はそういう情報には敏感です。