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売上や販売計画について

売上高は収益のもとになりますから、事業計画や収支計画の立案においては最重要部分の1つになります。

誰に、何を、どのようにして販売する・・・というようにして、算出した数字が実現可能なのか?実現可能な数字だと説得できるのか?を考えます。

また売掛金の有無も、売上高や販売計画立案には、大切なポイントになります。

売上や販売計画のポイント

下記のポイントはそれぞれが独立したものではなく、それぞれが複合的に関連していますので、総合考量する必要があります。

 

・誰に販売するのか

どの顧客層に商品を販売したり、サービスを提供するのか、販売ターゲットを明らかにします。顧客層の違いにより、顧客単価や商品・サービスメニューも違ってきます。たとえばラーメン店でも、昼間にサラリーマンが多いオフィス街と、夜に様々な人が集まる繁華街では、サービス形態は違ってきます。

 

・どのように販売するのか

販売の方法も多様化しています。対面販売や通信販売などありますが、たとえば通信販売でも媒体はテレビ、インターネットなど1つではありません。またターゲットにする顧客層にあった販売方法を選択する必要もあります。

 

・販売の場所はどこか

立地は事業展開するうえで重要なポイントですが、よい立地の物件は価格も高くなります。業種や顧客層にあった場所選びや、提供する商品・サービス内容にあった場所選びはもちろん大切ですが、資金計画や収支のバランスも合わせて選定しましょう。

 

・販売条件はどうか

たとえば理容室・美容室や飲食店はほとんどが現金商売ですので、お金はすぐ入ってきます。これに対してたとえば建設業などは入金は翌月~翌々月であったりします。人件費や材料費の支払いは当月にしますので、売上はあっても手元現金が少なくなります。資金繰りに関わってくる販売条件(売掛金の有無)や回収のサイトも検討して、計画を立案します。売掛金が発生する場合は、販売先の信用性、回収条件なども合わせて総合考量します。

 

・マンパワーなど

売上をあげていくのにスタッフは必要か、必要であれば何人必要か、営業時間や営業日はどうするのか、など経費部分も合わせて収支バランスを考えます。

 

 

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東原 正宗

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